合宿だとなぜ短期間で取得できるのでしょうか？

自宅から教習所に通う場合、教官の数や教習車の数が限られているため、あらかじめ予約する必要があります。
ところが、この予約、なかなか思うようにとれない。

学生なんかは、土日や、夕方に集中するので他の時間なら空いているのに・・・ということが結構あります。

私が教習所に通ってた20年ぐらい前は、今の2〜3倍、いや、もっといたでしょうか？
教習生の数がとても多かったので、予約はとても取れませんでした。
なので、毎日毎日キャンセルをあてにして通っていました。
当然、キャンセルもそれほど多いわけではなく・・・。
なにもしないで2〜3時間ぼーっと待ちぼうけ。なんてことがよくありました。

では、合宿ではどうでしょう？

合宿に行くとまず、各生徒の時間割表が渡されます。
つまり、予約もなにもすでにいつ、何時に第一段階3時間目。というような具体的なスケジュールが組まれているのです。

とはいっても、1日に実技ができる時間は、仮免取得前で2時間。
路上教習で1日3時間（間に最低1時間の休憩を挟む）と法律で決まっているため、それ以外の時間は学科やその他の時間に回されます。

通うと数ヶ月かかる教習時間が、最短20日なんかで卒業できるのは、これが理由です。

ちなみに、普通自動車免許をすでに所有していて、大型自動車や自動二輪の免許を取得するための合宿の場合、学科は必要ない（1〜3時間ほどあることはある）ので、実技以外は自由時間だったりして、かなりのんびりとしています。

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